エコキュートのタンク容量を選ぶ基準は?!
すでに17年経過し、14年目で初代エコキュートの水漏れ問題で交換しました。初代の時から3年は5人、以降8年間は6人家族、5人家族、4人家族(現在)となっております。
家族が増えたり、子供も大きくなって家(実家)から独立したりと、家族構成も長い年月で変りますよね。
今売っているエコキュートのタンク容量は一番小さいのが300リットル、次370リットル。一番売れ筋が460リットル。最大サイズが550リットルあたりですね。
我が家の370リットルサイズは通常2から3人家族向けのサイズなんですが、実際に6人で使っておりました。
実際の感想を以下詳しく見ていきます。
6人家族で少人数用370リットルのエコキュートが使えるのか?!
回答は使えます!かなり冬場はしんどいですが・・・その詳しい情報をお伝えしますと。
夏場は問題なく全然大丈夫。夏場なら300リットルの最小サイズでも6人家族オッケーですね。
真夏でも毎日湯船に浸かりたい!という場合でも、夏場は設定温度もそんなに高くないでしょうし、冷めにくいため、6人でお湯を張る。普通にお湯を使う生活→お湯切れの心配はほぼないでしょう。
しかし冬場は別問題。冬場に余裕があるサイズを選ぶべきです。正直6人家族なら460リットルサイズ以上をぜひ買ってくださいね。これは私の本音です。
何も気にしないでジャンジャンお湯を使っていたら6人家族なら370リットルのエコキュートではお湯が足りません。
というものの、この感想は昔の話。今は電気代高騰、夜間電気代と日中の電気代の差がそこまで大きくないため、深夜時間帯以外でもお湯切れが近づくとエコキュート側で判断しお湯足しをしてくれます。
日中のピーク停止機能をオンにしていると電気代の高い時間帯はお湯足ししませんが。
なので2代目のエコキュート(2020年製)にしてからは、370リットルのタンクでも6人で冬場もお湯切れなしで快適です。
大体子供だっていつまでも実家にいるわけじゃないですし、そろそろ実家を離れる年齢が近づいているなら370リットルで十分ではないでしょうか。
ちなみに以下は夜間電力が大幅に安かった時代の我が家でもお湯切れ対策です。
夜間電力13円台の時
370リットルでも。どうやって我が家で冬場を過ごしているかというと。
お湯はりをしてお風呂が湧いたらすぐ長男が入る。もちろん温まります。上がったらすぐ次男。さらに私と幼児の三男が一緒に。そのあと娘、最後妻という順番です。大体全員お風呂から上がるのは2時間後。
その間何度も追い焚きします。我が家が41度設定です。
お風呂は夜入るので、風呂に入る前にタンクメモリが1つ減っています。我が家のエコキュートのリモコンだとお湯量メモリ6です。(食器を洗ったり、顔、手を洗ったりしますので)お風呂のお湯はりで3メモリ減ります。残り2もしくは3メモリ残ります。それをケチりながら6人シャワーに使います。2人で1メモリ大体減ります。
なので妻が最後に入るときはシャワーが使えないことが多いです。お湯切れマークが出ます・・・なので妻はもっぱら風呂がまの残り湯で頭や体を洗っています・・・
写真のごとく妻が入る時に1メモリ余っていたらラッキーって感じです(-。-;
正直、こんなんだったらもうワンランク大きいのにすればよかったです。なので大きめのタンクのエコキュートを買うことをオススメします(当分大家族でいる予定なら)
他のお湯切れ対策は
お湯切れの心配を解消する方法があります。それは、常にタンクにお湯を貯める設定にすることです。私は夜間のみにしております。夜間のみだと、電気代の安い深夜のみエコキュートがお湯を貯めます。それを常時にするのです。
なのでお湯切れの心配はありません。
太陽光発電がある場合は日中余剰電力をエコキュートのお湯作りに回すという方法です。現在東京電力管内の電力プラン『スマートライフプラン』ですが、
日中35.96円/1kwh
夜間28.06円/1kwh
となっております。なので大きな差は無くなりました。仮に日中曇って太陽光発電が機能しない場合でも7円の差ですからね。昔は電化上手プランだと日中44円、夜間13円なので日中にエコキュートのお湯作るのはバカバカしいことでしたから。
実際の寸法は
我が家の370リットルタイプは家と隣の塀の隙間に置いてあります。
エコキュートのタンク部分、ヒートポンプのファン部分の2ユニットを置いてあります。これはどのエコキュートも同じですが、問題は設置場所に置けるかどうかです。
エコキュートのヒートポンプ部分はファンが入っております。エアコンの室外機と同じように壁にある程度の余裕が無いといけません。
その隙間が多いほど安心ですが、都市部など置ける場所も制限されますよね。なので、必要なエコキュートの容量をまず選び、それが置けそうなメーカーを選びましょう。
メーカーによって大きな差はないのですが、おおむね
奥行き80センチほどあれば置けるでしょう。タンク自体はメンテナンスが多少できればいいので壁との設置がギリギリ、すなわちあまり多く隙間は必要ないのですが、ヒートポンプの部分が多くないといけません。
しかしタンクのほうが奥行きが広いため、タンクが入ればヒートポンプの部分は余裕で置けます。タンクが入れば大丈夫ということですね。